三番目のオフアキガイダー

遂に三番目のオフアキガイダーを買ってしまいました。買う前からまあ一筋縄ではいかないとの覚悟の上での購入です。今までに購入したオフアキガイダーとその結果をまとめています。説明書ではなかなか理解しにくい問題があり(購入後に「へー、こんなんか?」)私の過去ログでもいろいろ報告してきましたが、今回は過去2回の品物の改善として三番目を購入したわけですが、一応初期の目的は達成されたと考え報告します。今後必要がない方でもオフアキガイダーを「どんなものか見てみたーい」の参考になればと考えます。

購入三品の外観です。今回購入品は既に加工処理をしたものです。ZWO製は現在すでに使用中ですが主カメラとの間にフイルターホイールを挿入しても一応私の保持する鏡筒で問題なく使用されています。ただ、プリズムが小さく、透明度も悪そうでそこを改善したいため大きな透明度の高いプリズムを持つAstrostreet製を購入して検討してきました。

現状の簡単なまとめ

具体的な問題と対策を示します。

今回の購入品のプリズム通路軸はなんでこんなに長いのだろうと思うほど長いのです。前のヘリコイド付きの光通路も長くて切断したのですが。(よく判りませんが以前の望遠鏡ではこれが正解だったのかもしれません。)これでは主カメラとガイドカメラの光路を一致させることができないためZWO製とほぼ同サイズに切断しました。

続いてトータルの光路長ですが今回購入品はZWO製とほぼ同等になりました。

今回購入品の実際肉厚は厚いのですがフイルターホイールとの接続部が合っていたため余分な補助リングが必要なかったためです。

上記はオフアキ側の接続部です。裏側がフイルターホイールとの接続になります。これで一件落着と思ったのですがそうは行きませんでした。主オフアキ部とガイド鏡接続部がねじ止めをかなりきつくしてもぐらつくのです。それはそうです。円の上に面を載せているのですから。仕方ないので円の上面をやすりで削り、接着剤で固定しました。正確に処置しないとプリズム軸が入らなくなります。

まだ、実用テストはしていません。現行のZWO製より改善されることを願ってます。私の撮影環境は自宅の庭しかありません。そのため、基本的にモノクロナローバンドフィルターで撮影することになります。そしてフィルターはアメリカンサイズでカメラはフォーサーズサイズが最大となります。今回のオフアキはこれが限度ではないかと考えます。