2024.1.23の強寒風の吹く日にオフアキガイドを利用して1台の赤道儀に2台の鏡筒(SD81SⅡ+ASI294MMroとFMA135+SV405CC)を同時に使用する親子亀撮影を始めて試みました。
撮影ターゲットは久しぶりに撮影するM42と初めてトライするクリスマスツリー星雲(NGC2264)です。寒いうえに雲も良く流れ、お月様も対象近くに輝いていました。
M42,IC431, 2024.1.23, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: FMA135:焦点距離135mm、F=4.5 , カメラ:SV405CC, -15℃ , gain 300, LーUltimateフィルター, 120sec-10cycle, Dark無, オフアキシスガイド:SEDNA-M(PHD2), ステライメージ9でコンポジット、フォトショップでトーンカーブ調整、DeNoise AI処理
広域を撮影する単焦点鏡筒なのでIC431も隅にかすかに映ってました。続いて同時に撮影した本命です。
M42, 2024.1.23, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: SD81SⅡ(+レデューサー):焦点距離495mm、F=6.1 , カメラ:ASI294MMPro, 0℃ , gain 300, 240sec, Hα(7nm)-5cycle SⅡ(7nm)-2cycle OⅢ-(7nm)2cycle, Dark無, オフアキシスガイド:SEDNA-M(PHD2), ステライメージ9でコンポジット、フォトショップでトーンカーブ調整、DeNoise AI処理
AOO画像
SAO画像
良好な画像が少なく処理されたものもわずかです。
続いてクリスマスツリー星雲(NGC2264)です。[望遠鏡: FMA135:焦点距離135mm、F=4.5 , カメラ:SV405CC, -15℃ , gain 300, LーUltimateフィルター]での撮影は左サイドのカブリが酷く、とても映像とは言えないものでした。そしてメインのSD81SⅡ鏡筒ではモノクロナローバンド撮影のおかげか大変少ない撮影枚数ですが画像処理を頑張れば何とか見えるものになりました。画像処理する前はちゃんと映っているのかわからなかったんですが、先達の方々の画像を見て「まあ、こんなものか」というところです。よく見ると画角はピッタリのような。
クリスマスツリー星雲(NGC2264), 2024.1.23, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: SD81SⅡ(+レデューサー):焦点距離495mm、F=6.1 , カメラ:ASI294MMPro, 0℃ , gain 300, 240sec, Hα(7nm)-4cycle SⅡ(7nm)-2cycle OⅢ-(7nm)2cycle, Dark無, オフアキシスガイド:SEDNA-M(PHD2), ステライメージ9でコンポジット、フォトショップでトーンカーブ調整、DeNoise AI処理
ASO画像
SAO画像
今回の撮影でオフアキガイドに課題も残りました。設定方位が傾いているとの警告が出ました。また、画像にプリズムが残っているような。次回はさらに改善(改悪?)して臨みます。