再度のPK164+31.1(ヘッドホン星雲)

2024.4.19に4.13で撮影したPK164+31.1(ヘッドホン星雲)を構成はそのままにしてgainだけを250から400に変更して映像の確認をしました。

PK164+31.1(ヘッドホン星雲), 2024.4.19, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: R200SS(+コレクターPH:焦点距離788mm、F=3.8) , カメラ:ASI533MCPro, -10℃ ,  L-Ultimateフィルター,gain 400, 480sec-25cycle,,Dark,Flat処理, オフアキシスガイド:SEDNA-M(PHD2), ステライメージ9、PixInsight、フォトショップ、DeNoise AI処理

画像処理はステライメージやらPixInsightやら今の私に初歩的に使用できるものは色々試しましたが美的センスの無い自分にはどんな画像を選んだら良いのか⁈。そうした中でいくつかの私なりに結論を出しました。

1.今回、gainを400にしてステライメージではコンポジット編集が非常に楽で良好でした。PixInsightではWBPPでrejectされたものはありませんでしたが背景が明るすぎたのかその後の処理が面倒でした。今回の条件ではgainは300~350でよかったかも。

2.PixInsightのBlinkで画像を25cycleチェックしたところ星が流れているもの1cycle、不鮮明なもの6cycleあり、ほったらかして撮影している間に空は霞んだり、曇ったりしていたんだなーと思いました。(悲しいながら私の目ではわからないのです。もっと暗いところであれば星がみえなくなったとかで判断できるのでしょうが今の環境ではいつも霞んでいるようなものです。)ただ、Blinkでの画像診断は楽で今後、必ずチェックするものと思います。

3.PixInsightのABEは周辺光量の調整が楽でステライメージで処理したものをこれで再処理しました。DBEは面倒くさそうでやってません。

4.フォトショップでのトーンカーブ調整は慣れたのか楽です。

5.BXTとDeNoise AIは必ず使うと思います。画像が一変しますので。

以上が画像処理未熟な道楽者の感想です。