M63をセレストロンC8(+レデューサー)で撮影

2024.3.18は強く吹いていた風はPM7:00には少し静かになり、良く晴れていました。しかし月は半月でこの時間煌々としていました。そして何故かいつもより星の見えが悪いように感じたのですがM63をセレストロンC8(+レデューサー)で撮影してみました。M63はR200SSで撮影するには小さすぎると考えたことと、たまにこの鏡筒(ヤフオク購入品 )の調子を確認したい思いがありました。まず、オフアキガイドですが前回できなかったのですが今回もかなり焦点を調整したにですが不調でした。プレートソルビングによる対象導入は前回同様全く問題ありませんでした。ただ、最初にスピンドル銀河を撮影しようと思ったのですが、導入されているはずなのに対象が全く映ってこないのです。原因は今でも判りません。もやもやした気持ちが残りましたが、今晩の主目標はM63なのですぐに気持ちを切り替えてそちらに向かいました。そして導入されたM63は映るには映ったんですがあまりに朧でなんでこんなん画像になんかならないのでは疑心暗鬼のまま、作業を進めました。(私にはヤフオクで購入したセレストロンC8という不信感が心のどこかに残っています。R200SSはヤフオク購入品を放棄して新規購入品を使用していますが何かあっても「こんなもんかなーとか、私の能力不足で」で終わりますがセレストロンC8では「鏡筒が悪いんでは」と問題を自分以外にもっていきます。)ところが画像処理を進めると想った以上に映ってました。

M63, 2024.3.18, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: セレストロンC8(+レデューサー):焦点距離1280mm F=6.3 , カメラ:ASI294MMPro, -10℃ ,

ガイド:FMA135+ASI385MC(PHD2)

L画像, Oputoron IR 685Passフィルタ-, bin1, gain 300  (180sec×15cycle)

RGB画像, Hα, SⅡ, OⅢ, 各bin2, gain 300  (360sec×5cycle)

 Dark,flat処理,  ステライメージ9でコンポジット、フォトショップでトーンカーブ調整、DeNoise AI処理

実を言いますとビニングを2にして撮影したのは初めてでL画像とRGB画像が合成できるか心配したのですが問題なかったのでホッとしました。無知の塊です。そしてもう一つの疑問は、RGB画像でHαとSⅡが強いのに何で少し青くなるのでしょう?