R200SSでNGC7293とNGC246を再撮影

2023.10.6にR200SSで先日(2023.9.24)撮影したNGC7293とNGC246を再撮影しました。構造的に変更した部分はカメラの取付位置、電動フォーカサーの使用、コレクターPH取り付けです。また、カメラはASI294MMProから久しく使用していなかったASI183MMProに替えました。撮影対象をできるだけ大きくみたいといった願望です。

NGC7293, 2023.10.6, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡:R200SS,  カメラ:ASI183MMPro,  0℃ ,gain 250,Hα,SⅡ,OⅢフィルター:各300sec×5cycle, オートガイド:FMA135(IR640フィルター)+ASI385MC(PHD2) 画像処理:ステライメージ9でコンポジット, RGB合成,階調調整 , フォトショップで階調調整, トーンカーブ,De Noise AI 処理

ASO画像

一時雲が出たりしてガイドは少し乱れた時期はありました。そして星は流れましたが前回よりは改善された様子。問題は焦点が合っていないためか星が歪。

NGC246, 2023.10.6, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡:R200SS,  カメラ:ASI183MMPro,  0℃ ,gain 250,Hα,SⅡ,OⅢフィルター:各300sec×5cycle, オートガイド:FMA135(IR640フィルター)+ASI385MC(PHD2) 画像処理:ステライメージ9でコンポジット, RGB合成,階調調整 , フォトショップで階調調整, トーンカーブ,De Noise AI 処理

AOO画像

NGC246ではSⅡが全く映らず、AOOで処理。星の流れは少しあるが前回より大幅に改善。そしてNGC7293より流れは少なくなっている。撮影経過時間が延びるにつれて同じガイドでも安定するような感じ。望遠鏡と赤道儀のなじみが良くなるのだろうか。(勝手な解釈です)今後の課題としては望遠鏡より高価だったコレクターPHの効果と焦点が合っているのかいないのかがさっぱりわからないことでどうしようかなってとこです。しばらくは現在の状態でR200SSの稼働率を上げて経験を積み、課題解決のヒントを掴みたいものです。

ところで私の撮影環境を以下に簡単に述べます。下の写真で望遠鏡は北極星に向いていますが南東方向に街灯があります。夜に煌々と輝きます。このままではモノクロナローバンドでも南東から南はとても無理です。

対策として簡易的な遮光板を置いて対処しています。

こんな条件でも星が撮れることがうれしいです。