M52とNGC7635(バブル星雲)、M31をちょっとだけ

2023.8.19はよく晴れて、20時から24時までの4時間、星の撮影ができました。私にとっては長いほうの稼働です。この前からM101で難儀していたので、今回は気分を一新するつもりで新たな対象を選択しました。この時間、お向かいの屋根を越えて現れるのがM52とNGC7635(バブル星雲)です。今回が初撮影になります。そして、その後に登ってくるM31も狙いました。M31は天体撮影を始めたころによく撮りましたが、最近はご無沙汰しています。私の過去ログでも写真が見当たりません。あまりに一般的なのか、大した映像でもないので割愛したのか。しかし、ブログがアーカイブであれば載せねばなりません。撮影条件ですがM52とNGC7635を一体撮影するつもりでSD81SⅡ(レデューサー)とASI533MCProでフィルターを替えて(QBPⅢ、DBP、IR-640)撮影し、映像を比較しました。その後M31をQBPⅢで撮影しましたダークもフラットも処理なく(いつもの怠慢です)画像処理はフィルター種の比較を主眼にほぼ同じ条件で処理しました。撮影条件はDBPフィルターが暗いため、1回の露光時間は長くしましたが、総撮影時間は同じです。

撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡:SD81SⅡ(レデューサー),  カメラ:ASI533MCPro, 0℃ gain 300, オートガイド:EMA135+ASI385MC(PHD2),                      画像処理:ステライメージ9でコンポジットと階調のレベル調整+フォトショップでトーンカーブ処理(ともにほとんど同一条件)

M52とNGC7635  QBPⅢフィルター, 128sec×20cycle

NGC7635が隅に映ってます。

M52とNGC7635  DBPフィルター, 256sec×10cycle

M52とNGC7635  IR640フィルター, 128sec×20cycle

M31  QBPⅢフィルター, 128sec×20cycle

今回の問題点はNGC7635(バブル星雲)を中心に持ってこなかったことと、意外と暗かったことでしょうか。次回は対象を中心にして、C8(+レデューサー)でやってみます。