クローズアップレンズのセット方法その活用

ほんブログでR77-MaabowさんがMAK127鏡筒でクローズアップレンズを活用されているのを見て私も新しい鏡筒に期待するのではなく、今、手持ちのもので映像を改善したいと思うようになりました。以前にレデューサーを取り付けたセレストロンC8にμ180Cのレデューサー/フラットナーを取り付けて明るくした鏡筒で星を撮影したところひどい画像になってしまったのですが、もう一度、いろいろ試してみることにしました。そこで私が取り掛かったのは、まず、クローズアップレンズなるものを購入すること。(こんなものは見るのも扱うのも初めてです)次に私の鏡筒に取り付けて、画像を確認することでした。クローズアップレンズは49mmNo.4を購入しました。ほんとは購入したまま、49mm-48mm変換リングで接続できれば良いのですがセレストロンC8やμ180Cのアダプターには挿入できません。(写真参照 )

49mmをアダプターに入るように48mmに研磨する方法もあるようですが大変そうなので48mmリングに取り付けようと考えました。そこでまず49mmNo.4レンズを解体してレンズ単体を取り出します。(写真参照)

その後M42M-M48F-16.5Lリングにレンズを嵌め込み入れこみリングで固定します。

(写真参照)

こうすることによってセレストロンC8やμ180Cのアダプターにぴったりと挿入、固定ができました。(写真参照 )

そしてM42M-M48F-16.5Lリングはその他のリングと組み合わせてセットや延長が大変しやすく私の保有しているすべての鏡筒で取付が簡単にでき、レデューサー効果が確認できました。μ180CやセレストロンC8はレンズからカメラ面の長さを調整することによって焦点距離を0.5倍程度まで調整できるのはもちろん、SD81SⅡ(レデューサー)、REDCAT51、EMA135まで大きくはありませんが焦点距離を短縮できました。これらの鏡筒のF値焦点距離を変えるなんて今まで考えもしませんでした。