NGC6826をμ180Cで撮影

我慢しきれずμ180Cをヤフオクで入手しました。実は4月初めに店舗まで出向いて、取り扱い等を確認して、これを購入手配したのですが、いつになったら手に入るのか全く分からないのです。今年の秋以降だとか、来年だとか。体力、知力の衰え、さらにこの世とのお別れ、私には時間の余裕がありません。それで購入はキャンセルして、急遽、落札しました。ただ、レデューサーは新規に購入しました。前のC8もヤフオクでした。これも最初はどうなるか不安だったんですが、取り扱いその他に問題はなかったです。(私の勝手な判断ですが)しかし、入手はしたものの梅雨空は続き、出動の機会はありませんでした。そして、2023.6.16-17に空が晴れました。前回(2023.6.3)、C8(+レデューサー)で真っ白と青しか映らなかったまばたき星雲NGC6826をフィルター、露光時間、ゲインを変化させて先輩諸氏の画像に近ずくように撮影を試みました。機材の構成は以下の写真のように

赤道儀:HEM27EC 鏡筒:μ180C(+レデューサー/フラットナー)1760mm,F9.8 カメラ:SV405CC   5℃    オートガイド:FMA135+ASI462MC(PHD2) 

画像処理 ステライメージ9、フォトショップで4144×2822px→800×600px , トーンカーブ処理

試験したフィルター種、gain、露光時間、回数、結果(私の勝手な判断)は以下に示します。 

 QBPⅢ、gain 300、16sec×60cycle

CLS、gain 300、32sec×30cycle   

QBPⅢ、gain 300、32sec×30cycle

DBP、gain 200、128sec×10cycle

DBP、gain 300、128sec×10cycle

以上の元画像は以下の写真でこれを拡大して比較しています。

μ180CはC-8と完全に被った鏡筒ですが、二つを比較しながら使用していきたいと考えています。またμ180C用に購入したレデューサー/フラットナーはC8にも使用できるようなので、1600mm/F8程度の少し明るい鏡筒としてC8を活用できればと考えています。