M101を美しく撮りたい(挫折)

我が家の玄関先から系外銀河(特にM101)を美しく撮るために焦点距離距:1000mm、F値:5程度の反射望遠鏡が欲しいと考えるようになりました。それだって今の環境の光害条件からうまくいくとは限らないのですが、高齢老人の欲望は肥大します。問題は色々あります。まずは重量で、鏡筒その他で色々合わせて10kg近くになると思います。今、μ180Cで合わせて8kg程度。これでも私の扱う限界を既に超えています。それと反射望遠鏡の光軸調整が面倒の様子。(初めての反射望遠鏡になります)道楽者の私では扱いが難しそうです。そこで思いついたのがC8の活用です。この鏡筒にフラットナー/レデューサー(μ180C用)とCelestron f/6.3レデューサーを合わせて焦点距離距:1000mm、F値:5を得ようと思いつきました。組み立て方は以下の写真に示します。

この組立てで昼間に焦点距離F値を検討しました。結果は下表と写真に示します。特別に周辺減光も大きなく、夜のM101の撮影を期待しました。

C8 only

C8+フラットナー/レデューサー(μ180C用)+Celestron f/6.3レデューサー

C8+笠井0.5フォーカルレデューサー

2023.8.10の夜にライブスタックでの撮影しました。
M101  撮影条件:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC, 鏡筒:C8+フラットナー/レデューサー(μ180C用)+Celestron f/6.3レデューサー),  カメラ:ASI294MMPro, -5℃,Lフィルター, gain 350, 16sec×16frames

この撮影はすぐに中止しました。星が全く点になりません。私の期待はすぐに消滅しました。仕方なく、以前に撮影した条件でライブスタックしました。

M101  撮影条件:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC, 鏡筒:C8+Celestron f/6.3レデューサー),  カメラ:ASI294MMPro, -5℃,IR640フィルター, gain 350, 30sec×40frames

上記写真をトリミング

当たり前ですが進歩はありません。今の私の能力ではこれ以上きれいなM101を撮影できないようです。