系外銀河撮影にC-8(+フラットナーレデューサー)を検討

μ180Cでの惑星撮影は経験の少ない私でも満足の行くものでした。「これを急ぎ手に入れて良かった。今から頑張ろう」だったんですが、μ180C(+フラットナーレデューサー)での系外銀河は上手く行きませんでした。C-8での惑星撮影はμ180Cに譲るとして、C-8のF値が相対的にμ180Cより高いことからC-8(+フラットナーレデューサー)で系外銀河の撮影を検討しました。C-8は以前にIR640フィルターを使用して系外銀河(M51等)をライブスタック撮影し、この時はgain300、露出時間30secで失敗し、gainを300から400に替えて成功しています。(2023.4.30ブログ参照)これがどう変化するかが課題でした。

M51  撮影条件:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC, 鏡筒:C-8(+フラットナーレデューサー), カメラ:ASI294MMPro, -5℃, IR640フィルター, gain 350, 16sec×47frames

gain 350, 16secの条件でライブスタックが上手く行き、フラットナーレデューサーが有効だなーってな感じでした。続いてフィルターをRに替えて同条件で撮影するも失敗。仕方なく撮影時間を32secに変更して撮影すると成功。G、Bも同様に撮影。

カメラ:ASI294MMPro, -5℃, Rフィルター, gain 350, 32sec×20frames

カメラ:ASI294MMPro, -5℃, Gフィルター, gain 350, 32sec×20frames

カメラ:ASI294MMPro, -5℃, Bフィルター, gain 350, 32sec×20frames

カメラ:ASI294MMPro, -5℃, IR640フィルター, gain 350, 32sec×20frames

IR640フィルター, gain 350, 16sec×47framesで撮影したものをフォトショップで画像処理、トリミング

上記をステライメージ9でLRGB合成し、フォトショップで処理、トリミング

この後、M101をターゲットにしましたが、全く映像になりませんでした。現在の私の能力ではモノクロIR640しか系外銀河を形にできないようです。どうしましょう。