系外銀河(M51,M101)をμ180Cで撮影

このところ、μ180C(+フラットナーレデューサー)+SV405CCで手当たり次第にいろんな星を撮影しています。この組み合わせでどの程度の成果が得られるかは私にはまったく判っていないのでいつも手探りです。今回は系外銀河(M51,M101)をフィルターや撮影条件を替えて撮影し、画像を比較しました。撮影条件は

撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡:μ180C(+フラットナーレデューサー),                カメラ:SV405CC 5℃ , オートガイド:FMA135+ASI385MC(PHD2),   画像処理はステライメージ9のみでしています。まずは撮影したままのコンポジット編集の比較で、下表に示します。

M101は今回の撮影条件では対象が暗すぎて良い映像は得られませんでした。特にQBPⅢを使用した場合、全く映りませんでした。みっともない映像ですが比較的良好なものを以下に示します。

M51,フィルター:ZWO IRCut, 256sec×10cycle

M101,フィルター:ZWO IRCut, 256sec×10cycle

共に周辺減光がすごく見れたものではありません。他に汚れがいっぱいです。これにフラット処理を施すわけですが、検討の結果、撮影後に室内で撮影したものを採用しました。その結果は以下のようです。

M51, 階調を統一したもの

M51, Blueを下地に

M101, 階調を統一したもの

M101, Blueを下地に

いずれも自分の恥を晒すようなものですが、これが私の実力です。今後ですがSV405CCに替えて、ASI294MMProでLRGB撮影を試してみたいと思います。

追加の画像ですが2023.7.22に撮影したM35です。

また、前回報告したNGC6992の画像再処理品です。