アーカイブ天体写真(2023.3.14) M1をC5と533MCProで試す

先日にM1をC5(レデューサー:788mm)と533MCProで撮影したので、今回はレデューサーを使用せず、C5(1250mm)533MCProそれとQBPⅢでの撮影を検討しました。これと同じようなことは2022.12.18にC5(1250mm)と294MMProでのナローバンド撮影をしているので、その時の結果とも比較しました。

2022.12.18のM1撮影結果は星空撮影を始めたときの最初の目標が達成できて、大変感激したのですが、今回の試みではすっかりその時のことは忘れていて、「C5(F:10)で上手くM1が撮れるんかいな」なんて不安を感じていました。ホントに記憶力が減退しています。(昔からかもしれません)

今回のもう一つの試みはAllinone Autoguider V2のガイド性能の確認です。480secまで確認しました。C5(1250mm)で星が流れなければもうこれ一本で行こうかと思っています。扱いが本当に楽ですから。

HEM27EC, C5(1250mm), 533MCPro, QBPⅢフィルター gain 300, 480sec×5cycle, -10℃

比較 2022.12.18の撮影

HEM27EC C5, 294MMPro, RGB撮影, 各 gain 300, 240sec×5cycle, -1℃

C5(1250mm)と533MCProは少し画像はボケていますが480secでも星は流れず、ガイドは良好です。C5(1250mm)と294MMProの画像のほうがしっかりして見えますが、焦点が良く合っていたのでしょうか。

追記:今回ステライメージ9の画像合成で加算と加算平均(σクリッピング)の二つの処理を比較しました。加算では電子ノイズが残るのですネ。初めて知りました。