NGC7662(青い雪玉星雲)を短時間多数枚撮影

この私のブログを見ている皆様から何で多数枚撮影といいながら、たった100cycleしか撮らないのとお𠮟りを受けそうです。これには私の無知が原因しています。「普通はAuto Stakkertを使用すべきだろう」なんですが、私はAuto StakkertはAviかSerしか受け付けず、Tiffはステライメージのコンポジットで処理するしかないと思ってました。ステライメージで処理すると時間がかかり100cycleの処理で手一杯で以前に400cycle撮影したものも100cycleの処理で止めておきました。ところが調べてみるとTiffでもAuto Stakkert処理ができることがわかり、さっそく以前の画像を処理してみました。ほんとに処理は早かったです。また、画像もきれいでした。

NGC6826(まばたき星雲), 2023.11.1, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡:μ180C(+フラットナーレデューサー:1760mm,F9.8), カメラ:ASI533MCPro,  0℃ , L-Ultimateフィルター, gain 500, 5sec-400cycle, オートガイド:FMA135+ASI385MC(PHD2), Auto Stakkert処理, フォトショップで拡大, トーンカーブ, De Noise AI 処理

2023.11.3はNGC7662(青い雪玉星雲)を対象にしました。撮影時間はPM6:00~7:00(機材かたずけ含む)で終了後に夕食です。この時点でもステライメージで処理することを考えていたため、撮影は100cycleです。惜しいことをしました。天気が良かったので、1000cycleでも2000cycleでも撮影したいところです。それで画像処理はステライメージでもしたのですが、もう一度Auto Stakkertでやり直しました。

NGC7662, 2023.11.3, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡:μ180C(+フラットナーレデューサー:1760mm,F9.8),  カメラ:ASI533MCPro,  0℃ , オートガイド:FMA135+ASI385MC(PHD2), Auto Stakkert処理, フォトショップで拡大, トーンカーブ, De Noise AI 処理

1 L-Ultimate gain 450 5sec-100cycle

この撮影での1枚撮り画像

5 QBPⅢ gain 500 3sec-100cycle

この撮影での1枚撮り画像

6 DBP gain 500 3sec-100cycle

この撮影での1枚撮り画像

1枚撮り画像ではQBPⅢやDBPはL-Ultimateに比較して明るく映るのですが濃淡が少ないように感じます。画像処理後ではL-Ultimateの画像はQBPⅢやDBPに比較して細かく映ります。今後は撮影枚数をさらに増加して良い映像を得たいと思います。