NGC7635(バブル星雲)をナローバンド撮影(その3)

NGC7635(バブル星雲)をナローバンド撮影(その2)での画像は何故か自然でなく、ペンキ塗りのように見えました。また、バブル星雲周囲の広がりも見えませんでした。そこで画像処理の仕方を変更して検討してみました。

何のことはない、ダーク撮影やその処理を省いてDe noise AIに任すだけです。私のダーク撮影法がおかしいのか元画像とダーク画像を合わせるとなんか元画像がおかしくなっているような気がしました。もちろんアンプブローは残るのですがいい加減な私には半分勲章のように思えて。以下に示す画像はトリミングのない処理品です。二日に跨いで撮影したため、カメラが回転して撮影されたことがアンプブローでよくわかります。しかしバブル周囲の星雲も良く表れています。

NGC7635(2023.8.25-26) 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡:セレストロンC8(レデューサー),  カメラ:ASI294MMPro, -5℃ gain 350,  Hαフィルター,360sec×2cycle, SⅡフィルター, 360sec×5cycle, OⅢフィルター,360sec×3cycle,  オートガイド:FMA135+ASI385MC(PHD2) 画像処理:ステライメージ9でコンポジット, 階調処理後 De Noise AI 処理,再びステライメージ9でRGB合成,階調調整, フォトショップでトーンカーブ,階調調整

ASO画像

SAO画像

AOO画像

なんとなく自然に見えませんか?