オフアキシスガイダーの検討(準備)

PHD2のオートガイドが上手く行きそうだったので、将来を見据えてオフアキシスガイダーの検討を進めました。試験の構成は以下の写真に示します。赤道儀はHEM27EC、メイン鏡筒はC8(+レデューサー)にSV405CCを取り付けて撮影することにしました。今まではSSone Allinguider V2でオートガイドを進めてきたため、これにFMA135を取り付けたものと、オフアキシスガイダーにはASI385MCを付けてまずは比較することにしました。(本来は一般ガイドセットでするべきなんでしょうけど)

SV405CCの前にヘリコイドを付けてASI385MCと焦点を調整しました。

両者の画像の大きさの比較は以下のようです。今まではオートガイド鏡が広く映り、メイン鏡を狭く映してガイドするものとばかり思っていたのですがその逆で、これで良いのか疑問を感じました。また、メイン鏡とオフアキシスガイダー鏡の位置が一致せず、もしメイン鏡がもっと画角が小さかったり、バローレンズなんかを使用してさらに小さくなれば、ガイドしている位置と撮影している位置がずれることになります。それでもOKなんでしょうか。(最初に購入して確認した時、メイン鏡とオフアキシスガイダー鏡の位置ずれがあまりにも大きいので、購入先にクレームをつけて替わりのものを送ってもらいました。プリズムの取付が甘かったのでしょうか。今回のものはずれは大幅に改善されましたが、ずれはあります。購入先の話では、ズレてもガイドには問題ないとのことですが)もう一つ気になったのがメイン鏡とオフアキシスガイダー鏡の角度のズレです。この補正が難しいです。SSone Allinguider V2ではこの角度のずれがあってはいけないと言われています。ナイロン紙を挟んで調整しています。オフアキシスガイドはなんか色々難しそうです。長焦点で効果があればよいのですが。

以下に参考にSSone Allinguider V2の操作画面を示します。この画面では対象が大きく映されています。今まではこれでガイドしていたのですが。