私の大好きな最も撮影回数の多いM1だけど

2024.1.7は強風の中の星空撮影でした。最近は撮影の目的がオフアキ可否一辺倒で私の保持している鏡筒がそれで上手く行くかどうかばかりを気にしていました。そしてブログに載せる映像はみっともないものばかりで自分でも落ち込み気味です。出来の悪い原因はオフアキに興味を集中したのではなくて、私の撮影技術の欠如です。(もともと私にはそんな技術もセンスも全く持ってません。)撮影対象はそれに手頃と言っては大変失礼ですが今、北東の空に現れるM1に集中していました。皆さまがこのブログに示されるきれいなM1を見て過去に自分の撮影したM1がどんなものだったかを検証してみました。その結果を以下の表に示します。

なんと2年余りの間に15回も撮影しているのです。これを自分でまとめてみて気が付くことがありました。出来の悪い原因は暗い鏡筒を用いている割には露光時間が短いことです。私はあまり夜更かしはしたくないので早めに店仕舞したい願望が強く、短時間露光になりがちです。これは反省しなくてはなりません。もう一つはSD81SⅡが健闘していることです。ちょっとでも大きな鏡筒をといった私にとっての無理な願望はあまり効果がないようです。と言いながらまたM1の撮影をしてしまいました。今回の目的はC8(+レデューサー)とASI533MCProでプレートソルビングが上手く行くかどうかとオフアキのテストです。まずはオフアキガイドですが私のC8(+レデューサー)では見れるガイド星の数も精度も不良です。(ガイドは何とかできるようですが)

そしてプレートソルビングですが全く問題なくできました。

M1, 2024.1.7, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: C8(+レデューサー:焦点距離1280mm、F=6.3) , カメラ:ASI533MCPro,  0℃ ,  gain 300, L-Ultimateフィルター, 120sec-15cycle,  オフアキシスガイド:SEDNA-M(PHD2), ステライメージ9でコンポジット、フォトショップでトーンカーブで調整、DeNoise AI処理、拡大トリミング

続いてプレートソルビングの確認です。

NGC2392(エスキモー星雲), 2024.1.7, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: C8(+レデューサー:焦点距離1280mm、F=6.3) , カメラ:ASI533MCPro,  0℃ ,  gain 300, L-Ultimateフィルター, 30sec-47cycle,  オフアキシスガイド:SEDNA-M(PHD2), ステライメージ9でコンポジット、フォトショップでトーンカーブで調整、DeNoise AI処理、拡大トリミング

この星雲は1年ほど前にも撮影していますが少しは進歩したかな。