メドューサ星雲(Sh2-274)への再挑戦とAbell 33へのアタック

2024.2.12はほんとに良く晴れました。実は2024.2.8からインフルエンザを発症して、12日はようやく熱が下がったばかりでしたが、誘惑に負け撮影を開始しました。目標の1番は以前に天候がやや不良で十分な露光が取れなかったメドューサ星雲(Sh2-274)と、かなり条件が良くないと上手く撮影できないといわれるAbell 33への初アタックです。

メドューサー星雲(Sh2-274), 2024.2.12, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: R200SS(+コレクターPH:焦点距離788mm、F=3.8) , カメラ:ASI533MCPro,  0℃ ,  L-Ultimateフィルター,gain 250, 480sec-10cycle,gain 400, 480sec-6cycle,Dark,Flat処理無, オフアキシスガイド:SEDNA-M(PHD2), ステライメージ9でコンポジット、フォトショップでトーンカーブ調整、DeNoise AI処理

私としてはかなりの長時間露光でオフアキガイドもしっかりしていて満足いく結果でした。これに気を良くして比較的低緯度でのAbell 33を電柱や電線のないところで待ち受けたのですが、どうしたことかプレートソルビングが上手く行かないうえにオフアキガイドがすぐに不調になるのです。メドューサー星雲では全然問題なかったのに。(原因は良く判りません)結果は以下のようで2枚だけ撮影ができました。

Abell 33, 2024.2.12, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: R200SS(+コレクターPH:焦点距離788mm、F=3.8) , カメラ:ASI533MCPro,  0℃ ,  L-Ultimateフィルター,gain 400, 480sec-2cycle,Dark,Flat処理無, オフアキシスガイド:SEDNA-M(PHD2), ステライメージ9でコンポジット、フォトショップでトーンカーブ調整、DeNoise AI処理

全く透明度がなくてとにかく存在だけがわかりました。まあこれからボチボチですが我が家で現在Abell 33を撮影できる時間は23:00~24:00と深夜なので、3月頃の夕食後に可能になるまで待とうと思います。それにしてもオフアキガイドができないのはどうしてだろう。