2023.6.17の夜は20:30~21:30にかけて短い晴れ間でした。先のNGC6826と同様の機材でNGC6543の撮影を試みました。最初の画像処理では二つの惑星状星雲は私には同じように見えてしまい、あまり鮮明ではありませんでした。私の家の玄関先から見えるのは「こんなもんかな?それとも光軸があってなくてこうなるのかな?」なんて思ってました。それでも少しだけでも模様が見えるだけで青と白だけの画像よりは進歩しているように感じていたのですが、その後、RegiStax6の処理をしてみてあまりの鮮明さにびっくりしました。
赤道儀:HEM27EC 鏡筒:μ180C(+レデューサー/フラットナー)1760mm,F9.8 カメラ:SV405CC 5℃ オートガイド:FMA135+ASI462MC(PHD2)
画像処理 ステライメージ9、フォトショップで4144×2822px→800×600px , トーンカーブ処理
IR Cut フィルター, gain 200, 16sec×20cycle
RegiStax6処理有
RegiStax6処理無
CLS フィルター, gain 300, 32sec×20cycle
RegiStax6処理有
RegiStax6処理無
QBPⅢフィルター, gain 300, 64sec×10cycle
RegiStax6処理有
RegiStax6処理無
元画像です。
最後に下記条件で4144×2822px→600×400pxに拡大強調処理したところ中心の周囲にワッカが出てきました。もっとこの辺を調整すればさらにきれいになるのではと思い、検討したいです。
IR Cut フィルター, gain 200, 16sec×20cycle
RegiStax6処理有