HEM27ECのトラブルとMINICAT51 WIFD(1)

私の赤道儀はHEM27ECだけです。購入後、2年以上過ぎましたが、初期に鏡筒R200SSでバランスを崩して倒したことや、ダブテーブルのロッキングレバーのボルトが折れた(この原因は今も不明)以外に特に問題もなく使用してきて大変満足していたのですが、最近になって不具合が発生しだしました。また、二日前にRedcat51よりF値が小さく焦点距離の短いMINICAT51 WFD(Sh2-240や魔女の横顔星雲の撮影にぴったり)を購入してHEM27ECに載せ撮影テストをしています。その状況を逐次報告します。HEM27ECはエンコーダー付きですが、今まではオフアキガイドやガイド鏡の使用でこの機能は使用してきませんでした。(なんで高いものを買ったのか無知のなせる業です。わざわざエンコーダーを取り付けてあるんだから良いもんだろう程度の考えです。)しかし、今回焦点距離の短いMINICAT51 WFDを使用するにあたり、ガイドの必要がない "Filter R.A. Guiding"設定(本来のHEM27ECの使い方)で使用してみました。

Sh2-240付近, 2025.1.21, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC ,望遠鏡: MINICAT51 WFD :焦点距離178mm、F=3.5 ,  カメラ:ASI294MMPro,  -5℃ ,  gain 400-300sec,  Antlia 3nm Hα(5cycle)、SⅡ(4cycle)、OⅢ(4cycle), Dark処理,  ステライメージ9,  GraXpert,   PixInsight, Photshop, DeNoise AI処理

アノテーション画像

Sharp cap アノテーション画像(Hα)

実を言いますとSh2-240を中央にするはずだったんですが、Sharp capでいつもやっているプレートソルブでの導入が上手くいかず、そのまま撮影を続けたので位置がずれて映っています。("Filter R.A. Guiding"ではプレートソルブで導入はできない?)しかし、300secの露出時間でも星は「少し楕円になってるかなー」程度でステライメージでのRGB合成も自動で処理できました。(エンコーダー利用でノータッチガイド、いいんでないの。)最初に"Allow RA Guiding"でプレートソルブでの導入した後に設定を"Filter R.A. Guiding"に変更すればこれもうまくいくんではないかと考えています。(また、試してみます。)

続いて鏡筒をカモメ星雲(IC2177)に向け"Filter R.A. Guiding"で撮影しました。Sh2-240と同様にプレートソルブでの導入ができずカモメ星雲(IC2177)は中央から外れています。そして撮影はSⅡ画像撮影途中に突然ビープ音が発生。(異常発生信号です。)この時の画像を確認すると星が流れていました。赤道儀のコントローラーを確認すると完全にストップ状態でした。(赤道儀が停止している。)再度、動かすもすぐにビープ音が鳴り、ストップ。結局、途中で撮影を中断。画像処理はHαとSⅡでAOO合成したものです。

カモメ星雲(IC2177)付近, 2025.1.21, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC ,望遠鏡: MINICAT51 WFD :焦点距離178mm、F=3.5 ,  カメラ:ASI294MMPro,  -5℃ ,  gain 400-300sec,  Antlia 3nm Hα(5cycle)、SⅡ(2cycle) , Dark処理,  ステライメージ9,  GraXpert,   PixInsight, Photshop, DeNoise AI処理

アノテーション画像

Sharp cap アノテーション画像(Hα)

ビープ音発生後の画像(SⅡ撮影時)

今夜も晴れそう。もう一回、色々確認してみます。最近、"Allow RA Guiding"でもトラブルが発生しています。色々、対策を検討中です。面白いことが見つかれば楽しいですが。