Sh2-155(洞窟星雲)、Sh2-157(クワガタ星雲)をSD81SⅡ鏡筒で撮影

2024.8.27は台風10号の影響か各地で豪雨や強風で荒れていましたがどうしたことか我が家の北東方向の空は晴れていました。でもその周囲は雲だらけです。そんななかで久しぶりにSD81SⅡ(+レデューサー)鏡筒を持ち出しSh2-155(洞窟星雲)、Sh2-157(クワガタ星雲)を撮影しました。Sh2-155は私としては初めての対象でこの鏡筒では小さく映ってしまいます。Sh2-157では最適の画角で以前にも撮影したことがあります。そしてこの鏡筒を持ち出した一番の理由は暗いと思われる3nmナローバンドフィルターを使用した時の感触(F=6.1)を確かめたかったんです。

Sh2-155(洞窟星雲), 2024.8.27, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡SD81SⅡ(+レデューサー:焦点距離498mm、F=6.1) , カメラ:ASI294MMPro,  0℃ ,  gain 350,Antlia 3nm Hα、SⅡ、OⅢフィルター, 各300sec-5cycle, Dark処理, オフアキシスガイド:SEDNA-M(PHD2), ステライメージでRGB合成,PixInsightでABEとBXT処理,Photshopでトーンカーブ調整,DeNoise AI処理

ASO画像

AOO(60%)-SAO(40%)画像

Sh2-157(クワガタ星雲), 2024.8.27, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡SD81SⅡ(+レデューサー:焦点距離498mm、F=6.1) , カメラ:ASI294MMPro,  0℃ ,  gain 350,Antlia 3nm Hα、SⅡ、OⅢフィルター, 各300sec-4cycle, Dark処理, オフアキシスガイド:SEDNA-M(PHD2), ステライメージでRGB合成,PixInsightでABEとBXT処理,Photshopでトーンカーブ調整,DeNoise AI処理

ASO画像

AOO(60%)-SAO(40%)画像

「SD81SⅡ鏡筒使いやすくてなかなかいいやん。」が感想です。Sh2-155(洞窟星雲)は次回セレストロンC8で映したいです。それとAntlia3nmナローバンドフィルターを使用しても特に撮影に問題になるところは見当たりません。