PixInsightのAnnotate Imageでの少しの進歩

私のダボハゼのように何でも食らいつく天体撮影の手順は以下のようです。皆様のブログで発表された映像で「映したいなー」と思った対象をステラナビゲーターLiteで調査し、私の撮影環境と空模様を勘案して決定します。そんな中で最近はシャープレス星雲を対象にすることが多くなりました。ステラナビゲーターLiteではシャープレスの位置情報は示されますが、最初の画面では示されません。(ステラナビゲーター12ではできるようですが。)また、SharpcapのAnnotationでも示されません。(私の設定がまずいのかもしれませんが)そんな中でPixInsightのAnnotate Imageを使ってみたのですが初期設定ではシャープレスは出ませんでした。なんせ私はソフトは初期設定しか使えないのです。(スマホだって全く触っていません。これは便利と思っても、しばらく使わなかったらすべて忘れます。それだったら最初から変更しない方が迷いません。)しかし、皆様のブログを見ているとAnnotate Imageは色々設定変更ができることが判りました。そして追加でシャープレスが示せることが判りました。「オイオイ、今頃それかい」なんて言わないでください。その程度の私です。さっそく先日撮影した画像に適用してみました。

Sh2-135, 2024.9.9, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: Redcat51:焦点距離250mm,F=4.9 , カメラ:ASI533MCPro, -5℃ , L-Ultimateフィルター,  gain 350, 300sec-16cycle,  オートガイドFMA135+ASI385MC(PHD2), Dark処理, PixInsight処理、Photshopでトーンカーブ調整, DeNoise AI処理

NGC7822, 2024.9.9, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡: Redcat51:焦点距離250mm,F=4.9 , カメラ:ASI533MCPro, -5℃ , L-Ultimateフィルター,  gain 350, 300sec-19cycle,  オートガイドFMA135+ASI385MC(PHD2), Dark処理, PixInsight処理、Photshopでトーンカーブ調整, DeNoise AI処理

これを見ますとSh2-135の横にSh2-134があるんだとか、NGC7822はSh2-171の中にあるんだとか今まで知らなかったことが判りました。