アーカイブ天体写真(2022.12.29) フラット撮影方法とM33のフラット処理

私のフラット撮影方法は大変単純です。先輩の皆さんのいろいろなフラット撮影方法を参考にさせていただき、その中で、一番単純でわかりやすく、しかも安価で、これだったら私でも出来そうなもので試してみました。

まずは、器具ですが、ブログやユーチューブを参考に、以下の写真のようなものを作成しました。そして、撮影場所と時間ですが、本体メインの撮影翌日の昼間、私の部屋のカーテンを閉め、明かりのむらのない方向に鏡筒を向け、器具をそこに被せて、短時間、複数枚撮影し、画像を見て、ぼんやり明るいかなってとこでOKとしました。

この映像を使って、画像処理したところ、私の満足する結果となりました。私の撮影技術の水準はカメラの汚れが取れる程度で十分なのです。カメラの汚れは無いにこしたことはないのですが、今まで、清掃をして汚れがきれいに取れたことがありません。清掃たんびになんか傷つけないか、壊しはしないかと気遣います。それで、この清掃作業はできるだけしないでおこうと思っています。

将来で、さらに技術を向上させ展覧会でもなんて発想は今のところないのです。本当に自己満足の世界です。ダーク撮影にしても、アンダーブローが消えることは一応確認しましたが、アンダーブローを消すためだけにダーク撮影をわざわざする手間はあまりかける気はありません。アンダーブローだって、撮影記念のように微笑ましく感じるのです。

M33 SD81SⅡ(フラットナ-), SV405CC, CLSフィルター, gain 250, 120sec×20cycle, フラット処理無

M33 SD81SⅡ(フラットナ-), SV405CC, CLSフィルター, gain 250, 120sec×20cycle, フラット処理後

M33  上記 フラット処理後にフォトショップで画像処理

この程度のフラット処理でも画像は大幅に改善されました。