アーカイブ天体写真(2022.7.24) FMA135+SV405CC

このころ、C-5やSD81SⅡで天体撮影してきたのが、急に先祖返りしたみたいに、広角で広い夜空を撮影をしています。上ばかり目指していて、なかなかうまくいかず、ちょっと休憩したくなったのかなと思っていたところ、このころから日記をつけ始めていて(曖昧な内容で、理解に苦しむ内容も)FMA135+SV405CCRedcat51+533MCProの親子亀で撮影していたようです。

目的の一つは、sharpcapでの極軸合わせを従来35mmCマウントレンズ+385MCでしていたのをFMA135+533MCProまたはFMA135+SV405CCで代用して、これをそのままガイドスコープとして、さらにそれでの広角撮影を楽しもうと考えていたようです。

そうすれば、極軸合わせの望遠鏡が減って軽くなると同時に、パソコンへの接続コードも減り、いいとこだらけと思っていたようです。結果は、ちょっと画角が狭すぎたのか、極軸合わせがうまくいかずもとに戻しています。それにこの時の撮影では、本体とガイドスコープのどちらかが焦点が合っていなかったり、良い結果が得られていません。二兎追うものは一兎も得ずとはよく言ったものです。

以下に示す写真はFMA135+SV405CCでの画像です。画角が大きく映り、今後の拡大、又は精密写真に期待が膨らみます。

NGC6960 NGC6992-5

QBPⅡフィルター,  gain 389, 128sec×10cycle, -9℃

NGC7000

QBPⅡフィルター,  gain 239, 128sec×20cycle, 5℃

Helix Nebula ( NGC7293) 我が家の軒下近く

QBPⅡフィルター,  gain 389, 128sec×6cycle, -9℃

この画角で星雲を眺めると親近感が増します。特にHelix Nebula(NGC7293)が我が家の軒の上に映る場面では映像はともあれ、見えたよって声をかけたくなります。しかし、北アメリカ星雲をみると以前に初めて撮影したRedcat51+Fuji X-S10の画像と画角があまり変わらなく、写りはRedcat51+Fuji X-S10のほうが良いようでFujiカメラも大事にしなくてはと考えた次第です。

SV405CCはこの時まだ購入したばかりで、素人の私がこんなことを書いて良いのかわかりませんが

1.プレートソルブは533MCProよりよくできる。その後でも533MCProで出来なくてもSV405CCでは成功しました。

2.冷却をかけたとき、触れられないくらい過熱(アッチチです)しました。そして、その割には冷却が悪く、温度が下がらない。今は使用時に冷却をセーブしています。

3.その後、カメラ内が曇り、うまく映らなくなったので、分解して、中に湿気取シートを詰めて使用しています。その時に汚したのか撮影画像に斑点のようなものが目立ちます。フラット撮影で軽減できるような。

4.もちろん533MCProのように、ZWOの電動フィルターホイール、電動フォーカサーへの接続はできません。

これは、最近のファームアップをする前の状況なので、現状はよくわかりません。