アーカイブ天体写真(2022.2.6) M31、薔薇星雲、M92

以前の投稿で、2022.1-4の期間に一体何をしていたのか、記憶にないようなことを述べていましたが、ハードディスクにその期間の映像がありました。アーカイブ天体写真なので、不鮮明なデータですが、私の記憶としてまとめます。この期間は全てがFujiFilmカメラで撮影しています。そのため、現在のようにCMOSカメラでSharpcapを使って撮影したものと、別のハードディスクに記録していたため、行方不明になったようです。映像は一部、印刷していますが、残念なことに、変色が激しく、見れたものではありません。

「写真で印刷しておけば、まあいいか」なんてのは全然だめで、まだブログの映像のほうが確かなようですね。

M31

SCOPE 不明, Fuji E-4, ISO 3200, 120sec×20cycle, SILKYPIX, トリミング

薔薇星雲

SCOPE 不明, Fuji E-4, ISO 3200, 120sec×20cycle, SILKYPIX

M92

SCOPE 不明, Fuji E-4, ISO 3200, 60sec×20cycle, SILKYPIX, トリミング

データ不明ばかりで申し訳ありません。なんせ、始めたばかりで、記録も何もみんないい加減なのです。恥を晒していますが、今から天体写真を始めようすると、みんなこんなもんだと思いますよ。(私だけかも。他の人のことは知りません。)

そして振り返って思ったことは、最近はCMOSカメラばかり使ってますが、FujiFilmカメラも良いんではないかということです。大体、APS-CサイズのCMOSカメラは価格が高いですもん。

話は変わりますが我が家には3か所の撮影ポイントがあります。メインの撮影ポイントは玄関を出たところです。北極星が電信柱越にあります。(見えますではありません)ただ、ここは以前、その周囲に庭木が少し高く生えていました。また、木の生えていた地面は盛り上がっていました。

当初は玄関出てすぐの敷石通路のところで撮影していたのですが、撮影範囲が狭く、もう少し広げたいと思い、庭木の生えているエリアに移動することとしました。背の高い庭木の上部を切り落とし、また、不必要な庭木を取り除いて平らにし、さらにその部分に鉄平石の敷石を並べました。そこにベランダ台を置き、その上に赤道儀を置き、現在は撮影しています。

庭木の松や柘植の上部を切るときは少し躊躇がありましたが、決行しました。ただ、年を取ると庭木の高いところの手入れが大変になります。庭師の人に手入れしてもらったことのない我が家のたいしたことのない庭木の手入れで、梯子から落ちて大けがをするなんて、最悪です。背丈を短くしてこれでよかったと思っています。星もよく見えます。敷き詰めた鉄平石もきれいです。

もう一か所は私の部屋の横の狭いベランダです。我が家にはベランダはここしかありません。北の方向は見えません。当初は主にここで撮影をしていました。楽ですので。一時、このベランダを北の方角が見えるまで拡張しようかと、夢想しましたが、我が家の奥様が「1階が暗くなる」と、費用がバカにならないことで断念。いや断念どころか、あんた、気が狂ってるんじゃないのって感じですかネ。

もう一か所は屋根付き車置き場です。車を我が家の敷地の少し路上側にはみ出させ、そして車の後ろに赤道儀を設置すると、家の角から北が見えます。撮影はお隣と我が家の建屋に挟まれ、車置きの屋根の端の部分から星が沈みゆく南西の空が見えます。3月には夜早くオリオン座が西に傾いていきます。春ですね。路上側は溝があるため車が我が家の敷地をはみ出ても道には到達しないのですが、シャッターを閉めることはできなくなります。時に良い撮影環境なんですが、不細工と言うことで、車を愛する奥様が却下。

ってことで、今は玄関先だけで撮影しています。面白いことに、星撮りを始めて以降、他人様の家の見方が変わりました。あそこは屋上がある。あのベランダは理想的だな。今度家を建てるならあんな感じかな。後期高齢者がそんなことできるわけがありません。「妄想もまた楽し」ですか。