初めての惑星撮影(2022.8) 初めての天文台訪問(2023.2.19)

初めての惑星撮影(2022.8)

昨年(2022.8)の夏、御盆の頃、初めて、木星土星をベランダから撮影しました。撮影鏡筒はセレストロンC-5です。それにSD81SⅡについていたフリップミラーを取付、2倍バローレンズとZWO385MC(最初は462MCだったのにメインは385MCだった)を使用しました。

セレストロンC-5は昨年3月(2022.3)に購入しました。これにはC-8にしようかと迷ったんですが私にいつも付きまとう重量問題です。また、急に焦点距離が長くなるのも難しさが倍になると考えました。まだ、先は長い(あまり余命があるともいえませんが)この後でも良いんではないかと。

この撮影後のデータや写真は残っているのですが、データ処理をどうやったか方法を完全に忘れていました。このブログを書くためにそのソフトを開き確認しました。何とか少し思い出しました。AutostakkertとRegiStax6です。ほんとにブログはアーカイブです。

みっともない画像ですが、添付します。最初、写した動画を見て、「こんなん、何にも写っていない、白色のボーとした、丸いまるやんけ」と思いましたが、画像処理をするとなんかそれらしくみえてきました。画像処理って怖いですね。ひどい画像ですが(皆さんの投稿画像と比較して)私にとっては、初体験。次回、投稿するときには少しはましなものを考えていますが、永久にできなかったりして。

初めての天文台訪問(2023.2.19)

昨日、湯郷温泉の帰りに、西播磨天文台に行きました。天体写真が趣味(にわか趣味)とは言い持っても、生まれて此の方、70数年、天文台には行ったことがありませんでした。ここはよく話題に載りますので、私の思いも考慮して、観光することに決まりました。

途中から、細い山道を車で登りました。(もちろん運転は私ではありません)雨で煙った中です。なんか少し不安でしたが、対向車は一台も来ず、「おいおい、誰がこんな時ここに行くねん」と言いながら、駐車場に着くと、以外にも10台程度の車がありました。

駐車場から丘の上を見ると天体望遠鏡の入った棟が2棟、かっこよく見えました。周囲は、芝生と木々で、さらに眺望もよく、もう少し春めいて、天気が良いときれいだろうなと思いました。

館内に入ると、すでに何人かの訪問者はいるようでしたが、その気配はなく、私たちだけがいるといった雰囲気でした。途中はスルーして3階の大型望遠鏡のところを1周して、階段を下りました。

下りる途中には星雲、星団のパネルが展示されていて、このへんのは自分でも撮影したな、なんて、半分満足、半分もっときれいなの展示したらよいのになんて、勝手な不満。そして、私たち以外の訪問者は研修中の学生達で、指導員と思われる人が案内していました。

帰宅してから考えたのは、あの立派な施設、観光や見学だけではあるまい。研究なんかに役に立っているのだろうかと。最近の日本の科学技術は大丈夫かい、私の天体観測機器のほとんどは、海外生産。この天文台も外観はしっかりしているようだけど、陳腐化して、観光遺産になっているのでは。なんて、老人の要らぬおせっかい。

そこで、ネット検索。よく利用している研究者をピックアップして、調べました。小久保充さん、岡田寛子さん。研究内容は全く理解できませんが、みなさん活躍されているようです。まあ、地球物理に行く人なんて、大秀才でも大変なのに。頑張ってください。そして、天文台も。

我が家の奥様が「この次、天気が良いとき、泊りに連れてきてあげるわ」なんて。我が家の奥様は山道、細道、曲道なんでもOKの運転が趣味のご婦人です。