SD81SⅡ鏡筒購入と赤道儀の完全UNITEC化(2021.11)

SD81SⅡを使って初めてライブスタックした画像を示します。フォトショップで昨日処理しました。撮影した当時、私はフォトショップをもっていなかったので撮影した映像だけで満足してたのかもしれません。

撮影場所:自宅庭、SD81SⅡ+(フラットナー、レデューサー)、533MCPro、QBPフィルター

馬頭星雲 2021.11.4  gain:432, 8sec×75, Total:600sec ,-14℃

M42 2021.11.12  gain:382, 15sec×40, Total:600sec ,-14℃

薔薇星雲 2021.11.27  gain:382, 16sec×38, Total:608sec ,-14℃


SD81SⅡ購入の経緯

現在持っている望遠鏡より大きいものが欲しくなるのは、天体観測を始めた時からたどる必然の道かもしれません。いやだ、嫌だと思いながらも空が大きく見える鏡筒が欲しくなります。いろいろ考えました。そして、今の私に合う鏡筒はSD81SⅡSDレデューサーセットだと決定しました。

1.焦点距離がRedcat51の2倍強

2.重量が3kg未満で取り扱い安く、現在の赤道儀でも搭載可能

と判断しました。しかし、SD81SⅡはRedcat51と違って、フィルター設置、カメラの取付が複雑そうなのでkyoei大阪さんに出向いて購入することにしました。今まではすべてネット購入なので異例のことです。大阪に行くついでに全く使わなくなったNikonデジカメCoolpix 950をカメラ買取店に、ポラリエとAZ-GTiをkyoei大阪さんに引き取ってもらいました。

この11月の撮影したデータを見るとFuji X-S10は出動はしているのですけど、良い画像がありません。うまく目標を得られなかったのか、又は黒い画面が多いので、Redcat51に比較して露出を合わせられなかったのかもしれません。

大きく写そうとすると、いろいろ難しいのかもしれません。533MCProにしてもライブスタックはしていても、今の私がメインにしているTIFFでの長時間露光はしていません。30sec露光のデータがFITSになっていたりするので、Sharpcapもよく判らず、Fuji X-S10と533MCProの間を行ったり来たりしてたのかもしれません。

今、私はライブスタックはほとんどせず、長時間露光主体でやっていますが、今回ライブスタック画像をフォトショップで処理したのを見ると、結構きれいに映っています。

あの何もわからない時にやったにしては上出来です。手軽です。FITSをTIFFに変換してフォトショップに入れたときはライブスタックでの画像と違って真っ暗でしたが、処理で何とかなるものなんですね。

 

赤道儀の完全UNITEC化

この赤道儀の画像は載せません。UNITECさんの製品説明書にあるもの、そのものです。SS-oneポーラーは後つけしていますが。やっぱり鏡筒が大きくなるとAZ-EQ AVANTでは無理がありました。

完全UNITEC化の赤道儀はしっかりしてました。また、赤経軸はリモートコントローラー、経緯軸は新型回転ユニットで微動が比較的容易で、目標導入がしやすくなりました。ああ、これで一件落着とその時は思いました。