フォーク式SWAT350の採用を早期にギブアップしました。やっぱり錘付きの赤道儀のほうが使いやすかったです。そこで、考えたのはSS-oneミニミニの可動部をはずしてSWAT350に取り付ける方法です。SS-oneミニミニはもとはAZ-EQ AVANTですので、その回転部を取り外してアルカスイスを取り付けました。ネジがちょうどよい具合にあり、しっかりと固定できました。SS-oneポーラー3(正確にはこの名前ではありません。ほんまかさんごめんなさい)に入っている駆動モーターを取り外し、元の(AZ-EQ AVANT)バランス錘を取付ました。この形式の良いところは
・赤経回転の安定性
・SS-oneミニミニのSS-oneポーラーがそのまま使用できる
・AZ-EQ AVANTの手動微小赤経回転が楽(これが意外と効果的でした)
この写真で、SS-one All in guider V2 が写ってますがガイドもしたらもっと良くなるかもと考えて購入したのですが、SWAT350では変化ありませんでした。後に報告しようと思いますが、HEM27では設定次第ですが、相当効果的です。一軸赤道儀では赤経回転を制御しても経緯軸がずれると関係ないですもんネ。特に初心者では赤道儀の設置もいい加減だし。
このSWAT350とSS-oneミニミニ合体赤道儀で10月に撮影した画像を以下に示します。
REedcat51, QBPフィルター, Fuji X-S10 いずれも我が家の庭かベランダ
1. M42と馬頭星雲
2021.10.3 ISO5000, 30sec, 10cycle
2.薔薇星雲
2021.10.3 ISO5000, 120sec, 15cycle
2021.10.3 ISO5000, 240sec, 10cycle
3.M27
2021.10.3 ISO4000, 60sec, 5cycle
4.M57
2021.10.3 ISO8000, 120sec, 5cycle
5.M31
202110.28 ISO6400, 60sec, 15cycle
この写真から見られるように、小さな星雲ではもっと拡大率の大きな望遠鏡が欲しくなります。重厚長大はいやだいやだと言いながら、欲求を抑えることができませんでした。
この期間中にSWAT350の調子が悪いことがありました。UNITECさんに修理するため、送付することまで考えました。しかし、その原因はコードの差し込みが緩い為と分かり、一件落着。