メシエ天体撮影開始(2021.6-7)

初めてのSharpcapによるライブスタック映像(M17)

2021.7.13 Redcat51, 533MC, gain:398, 1sec×65, -10℃

6月になって、メシエ天体ビジュアルガイドブックを購入しました。こんな星雲たちが私を待っているのかと思うと興奮します。Nikon COOLPIX 950は月にはよいのですが、星雲は無理と勝手に判断しました。

(注)ほんまは使えるのに、無知で勝手にダメと判断することがありますので、機器やソフトメーカーの皆さん許してください。

そして購入したのがRedcat51です。焦点距離250mm、F4.9で皆さんの評判が高かったです。また、CMOSカメラも、Fujiのカメラも接続が簡単そうで(実際、簡単でした)すぐに決めました。カメラレンズに比較してこれを持っていると「天文屋」って感じです。

その後、6月は夜空をFujのカメラでは撮影しているようですが、これといった成果はありません。曇った空ばかりのような。また、この間、スマートフォンホルダーを買っています。極軸はSS-oneミニミニでできますが、星の導入に苦労してたような。星の導入にはskysafariをアップしたスマートフォンをかざしてやってた時期があります。

7月になってZWO ASI 533MC ProQBPフィルター48mmステライメージ9を購入しました。仕入れた対外情報から、これがないとダメと判断したのでしょう。これらの購入品は現在も皆さんに好評のようで私も満足しています。

そして、撮影ソフトにSharpCapを使うことにしました。私は目が悪いので今までノートパソコンを使っていませんでした。その代わり自作パソコンを2台、2019年に10年ぶりに更新したものがあります。2台とも小型ながらグラフィックボードもしっかりつけたもので、当初はなんか宝の持ち腐れと思っていたのですが、天体写真の処理等で今は大活躍です。これにインストールしたのですが移動できないため、ZWO ASI 533MC Proでの撮影は私の二階の部屋の狭いベランダとなりました。

その後、我が家の「奥様も一緒につかえる」とか言ってノートパソコンを買いました。

最初に撮れた映像は上記のとおりです。二階ベランダは南東向きで北極星は見えません。適当に赤道儀を北に合わせました。ベランダの向かいには隣の屋根があり、26°以下は空が消えます。また、ベランダ庇で60°です。特に目標もなくて、「どんなんかなぁ」程度でやっていたら映像が出てきました。

完全なビギナーズラックです。釣りをやったことのない人が、釣竿を入れたら鯛がかかった見たいものです。いったい何の星雲かもわかりませんでした。後で調べてM17と判定しました。一年後にまた、この星雲を丁寧に撮影しました。

実をいいますとその月と次の8月も狙ってみたのですが、できませんでした。Sharpcapの設定を間違えたのか、533MCがうまく使えなくなりました。その時、原因はわからなかったのですが映像がFitsから別のものに変わったのではと考えています。よく知らないうちに間違ったキーボードをうち、訳が分からなくなることがあります。スマホでは特に多いです。

その後については、また